Four Winds

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スナウリの夜

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インドのバラナシからネパールのポカラとカトマンズに向かうバスがある。途中 ボーダーの街スナウリで一泊する。確か1985年の話だと思う。インド二回目の旅だった。

雨の降る蚊が飛び交う夜だった。お世辞にも綺麗な部屋とは言えない部屋に、翌早朝のバスに乗るまでの数時間仮眠するための部屋だ。

広いドミトリーに泊まったのは僕とイギリス人の中年に差し掛かった女子校の先生だけだった。湿気た薄暗い部屋の中で たしかバグワンの矢を射る話をしたら、お互い良く通じて共感できて良い時間を過ごせた。

もちろんデッドも自然に流していた。(僕はどんなに荷物が重くなっても、小型カセットデッキやウォークマンと小型高出力のスピーカーは持っていった)

デッドを流してしばらくしてから「このギターの人イイネ。」と彼が言った。僕は有頂天になってジェリーのギターの演奏が良いカセット候補をいくつも選んで彼に聴かせたりしていた。僕はまさにデッドやジェリーの宣教師の様だった。

今、雨が降っている。今日は一日中雨だった。神奈川は大雨警報も出ていた。
今夜は夏にしては薄寒い。湿気の多い今夜はあの時のスナウリと同じだ。それで思い出したのかもしれない。

どこに行っても僕の基本はデッドだった。本当にジェリーやデッドなしに僕の人生はあり得なかったと思う。
ごく自然に出てくる言葉は「Thank You,Jerry !」だ。本当に出会えて良かった。


★彼は持っている紙切れをジャバラに織り、それを少し広げて蚊取り線香を置いた。その蚊取り線香は朝まで紙を燃やすことなく綺麗に燃えきっていた。それ以来、僕も旅ではそのやり方で蚊取り線香をつけている。


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by blue_jade | 2017-08-02 00:39 | Comments(0)
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徒然日記(音楽、鬱、ペット.介護、etc)


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