Four Winds

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入院生活6日目

入院生活でNetの動画ばかり見ていたら、契約容量がすっからかんになってしまいそうになってきた。だから動画はしばらく我慢。かと言って病室でテレビを見る気にもならない。今のテレビは頭が痛くなるほど要らない情報量が多すぎる。ネパールから戻った直後にテレビを見たら、数分で頭が痛くなったのを覚えている。どうせ今テレビを見てもトランプ大統領訪日の話題でいかれた情報に洗脳されるのがオチだろう。


朝の食事の時は面会の人も来ていないせいか、静かでカーテン越しに他の人たちの咀嚼する音だけが聴こえてくる。まるで禅寺のようだ。
今の病室に移る前の病室では、患者同士での会話もあった。もっとも病態が悪かった私には本当にきつかった。談話室と勘違いしているような自分の自慢ばかりするジジイの声が痛みを増幅していた。

ところが移動した新しい病室では、皆さんカーテンをしっかり閉めて互いに関知しない人ばかりだ。楽といえば楽である。
でも、家族が見舞いに来ると様相が変わる。子どもが病室でお菓子をバリバリと食べたり、大声で笑ったりと一転する。カーテン越しだから聴いているだけだが、その家族像がリアルに頭に浮き上がってくる。「なんだこんな人だったのか」と一回も顔を合わせた事がない人だけど確実に想像する事が出来る。

夕方、うちの奥さんが見舞いというか、届け物があって来てくれたのだが、入って来るなりシャバのテンションそのままで、「これでいいの?」「まず来てくれてありがとう、でしょ?」とまくし立てる。僕は声を低く抑えて会話をしようと思っても、彼女のテンションは変わらない。
わずか5分ほどで帰ったあとの静寂。。他の患者さんたちには、私の家での夫婦関係像がハッキリと明確に伝わったに違いない。そう思うと「なんだかカッコ悪いなあ」と情けない気持ちになって来る。

入院は1週間を超えそうだ。
パジャマを着て一日中寝ていても怒られない。三食上げ膳据え膳。暖房快適。景色も富士を仰ぎ見て綺麗。ボタンをおせば若い親切な看護士さんが来てくれて優しい言葉をかけてくれる。仏頂面した職員は皆無だ。よく出来た病院だと思う。そういえばネットのランキングで4点以上付いていた気がする。

こんな生活をしていると思考も止まる。事実、薬を飲んだかどうか思い出せずにナースセンターに行って投薬の日数と残りの薬量を調べてもらったことがある。その日から大きな曜日別の薬入れがベッド脇に置かれ、看護士はいちいち確認に来るようになった。私はもうボケ老人の様に扱われているのか?

たしかに母も1ヶ月入院生活を送った時から認知症が始まった。その母の変化が今の私は少し母の気持ちになって見れた様な気がする。本当に自分では確信が持てなくなってしまうのだ。
脳内の淡蒼球が壊死している私は「人よりボケが早くなる可能性が高い」と一酸化炭素中毒になった時の医師に言われた事がある。よほど訓練しないとボケるのは早いかも知れない。


久しぶりにジェリーに元気付けられた。この90年の頃はジェリーはmidiを使って演奏していた。個人的には好きなトーンではないが、ジェリーはハマっていたのだろう。

https://youtu.be/q8aaDzVwyNM
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by blue_jade | 2017-11-06 08:34 | Comments(0)
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徒然日記(音楽、鬱、ペット.介護、etc)


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