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Four Winds

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Goodrichのボリュームペダル

 買って一年も経ってないGood Richのボリュームペダルのガリがまた出てきた。ギター弾きには「竹中正義モデル(旧型)」で有名だ。アメリカではPSG弾きの多くのミュージシャンが使っているものでもある。
 実は買ってすぐに異音がしたため、輸入元のモリダイラ楽器に送ったのだが、今日、自分で分解してみて驚いた。もともとアランブラッドレーのポットが欲しかったのだが、ないということでクラロスタットの同じ音曲線が出るものと交換してあるはずだった。しかし分解してみると異なるポットで良く見ると形状も異なっていた。ひどい話だ。
 すぐに苦情の電話を入れようと思ったが、すでに五時を過ぎていたし、三連休でもあり、そんな会社にまた出す気がせずに結局自分で治すことにした。
 ボリュームペダルの中に入っているポットをはずし、それを分解して中の汚れを油でふき取った。その後、接点潤滑剤も軽くかけて組み立てなおして、ヒモを結んで音の伸びを確かめた。(グッドリッチは紐でボリュームを可変する)するとガリ音もなくなり、すこぶる調子がよくなった。ただモリダイラ楽器のポットの取り付け方が無理やりという感じで、これでは古くなって売るときにオークションにも出せない。

 ちなみにオークションでグッドリッチを2つ買ったが、いずれも使い物にならなかったので、中身のポットだけ交換して格安でオークションで売った。ペダルスティールにとってはボリュームペダルはとても大切なものだから、好みの音曲線がでるポットには神経を使った。やはり信頼できる店で新品を買ったほうがいいと思った。

 分解中に配線が切れてしまったため、ハンダごてで修理した。すべてが終わったとき僕はとても疲れていて、帰宅したパートナーに「エッジを越えた顔してるわよ」と言われた。どうも職人のように夢中になってしまう気質がうつ病を招いたのかもしれない。でも、お店に出せば7000円くらい取られるガリの修理だが、その分浮いて助かった。

 楽器の修理は少しは上手になったが、肝心の演奏技術の方はさっぱりだ。
日本では千田さん、田村さん、駒沢さんなど、新しいタイプのPSG奏者がいて、とっても参考になる。(カントリー系ではない)特にミクシにぺダルスティールのコミュを持っている田村さんは、ロンサム・ストリングスとリトルテンポというユニークなバンドで活躍している。質問などをしても実に親切に答えてくださる。
 ロンサムのバンジョーの原さんは、先月9/3に亡くなった中村十兵衛さんともトイメンシャオというバンドで一緒に演奏していた。そこに千田さんのスティールが入ったりしていた。どのPSGも実にユニークで個性的で新しい。カントリー一辺倒の人は一度聴いてみるといいかもしれない。
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by blue_jade | 2007-10-05 22:09 | Comments(0)
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徒然日記(音楽、鬱、ペット.介護、etc)


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