自然界の営みの中で
昨日の明治大学黒川農場の佐倉朗夫先生の講演と畑での実践見聞に参加した方のなかに、「こんな草ばかりの畑を見たの初めてです。」と驚きの声を上げている年配のご夫婦がいました。無農薬、無化学肥料の栽培をしている方がほとんどの中では、このご夫婦はかなり浮いていましたが、この方たちの様な感覚が一般的なのだと思います。
化学肥料や農薬が使用されるようになって、たかだか60年くらいでしょう。それまでの1万年の歴史の農法は無視され、農薬や化学肥料使用の農業が主流になっているのが現状です。
生産性や経済性を優先させる現代農法に自然農はかなわない面があります。だからこそ佐倉先生は「家庭菜園から」と声を上げているのでしょう。家庭菜園なら収量や生産性に拘らずに安全な農法でできる可能性があるからです。
私も目に見えない微生物を生かす農業が少しでもできればと思います。
それにしても暑いです。今日の夕方、大豆の土寄せ作業を予定していますが、時々フラフラすることがあるので要注意です。
こんな暑い時期に2020東京オリンピックなんて、一体何を優先させているんでしょうね。どれだけの事故や事件が起きるか今から心配です。
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by blue_jade
| 2018-07-17 14:53
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